『⺠藝活版』は、全国の伝統工芸産地に根付くデザインと、活版印刷の技術を掛け合わせることで、現代のライフスタイルのなかに民藝デザインを楽しむことができるプレミアム名刺サービスです。
物質としての染織り物や陶磁器等の伝統工芸品を、スキャニング・デジタル化することで知的財産権として管理し、活版印刷の金型に変換し直すことで紙という物質のなかで再構築し、商品化しています。
伝統工芸産地における知的財産を活用した新たな利益を生み出すとともに、日々拡大を続けるデジタル社会において伝統工芸産地の新たな価値を創造し、次世代に日本のものづくり文 化を継承するためのサステナブルプロジェクトです。
売り上げの一部は染め織物のデザイン提供を頂いた作り手に還元され、今後の活動支援にも繋がります。日本の伝統文化や技術を継承しながら守っていく役割も担う〈MINGEI KAPPAN 民藝活版〉 をお楽しみください。
【西陣織】
西陣織とは、「多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で生産される先染(さきぞめ)の紋織物」の総称です。
織り上がるまでには、企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経(セイケイ)、綜絖(ソウコウ)、金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に作業をしていきます。
西陣織と言っても、手の爪をノコギリの歯のようにギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる爪掻本綴織(ツメカキホンツヅレオリ)をはじめ、経錦(タテニシキ)、緯錦(ヨコニシキ)、緞子(ドンス)、朱珍(シュチン)、紹巴(ショウハ)、風通(フウツウ)、もじり織、本しぼ織、ビロード、絣織、紬などがあり、国に指定されているだけでも12種類の品種があります。
1976年に国の伝統的工芸品に指定されています。
【氏名面の情報確認方法について】
本商品は、商品購入後に名刺面に記載されたい情報(会社名・氏名・住所等)の記入フォームをメールにて送付させて頂きます。上記情報受領後に名刺面の金型制作を行うため、納品は上記情報送付日から1ヶ月程度掛かってしまうことをお含み置き願います。
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私たちは、クラフトレターで取り扱うすべての商品の製造・販売にかかる費用等の支払い先を公表しています。
具体的には、著作権利用料、デザイン費、プロデュース費、事業運営費、産地応援基金などです。伝統工芸品などのものづくり文化を紡ぐ人々が持続的な活動を行うため、産地還元率という指標を用いて、工芸産地への循環を見える化していきます。
私たちは、工芸ファンの皆様が何にいくら費やされ、どのように自らの消費活動が産地を応援しているのかを知る社会を実現できると信じています。