『⺠藝活版』は、全国の伝統工芸産地に根付くデザインと、活版印刷の技術を掛け合わせることで、現代のライフスタイルのなかに民藝デザインを楽しむことができるプレミアム名刺サービスです。
物質としての染織り物や陶磁器等の伝統工芸品を、スキャニング・デジタル化することで知的財産権として管理し、活版印刷の金型に変換し直すことで紙という物質のなかで再構築し、商品化しています。
伝統工芸産地における知的財産を活用した新たな利益を生み出すとともに、日々拡大を続けるデジタル社会において伝統工芸産地の新たな価値を創造し、次世代に日本のものづくり文化を継承するためのサステナブルプロジェクトです。
売り上げの一部は染め織物のデザイン提供を頂いた作り手に還元され、今後の活動支援にも繋がります。日本の伝統文化や技術を継承しながら守っていく役割も担う〈MINGEI KAPPAN 民藝活版〉 をお楽しみください。
【博多織】
博多織とは、多くの経糸(たていと)に、細い糸を数本まとめ合わせた太い緯糸(よこいと)を力強く打ち込んで作られる絹織物です。
鎌倉時代、宋へ渡った聖一国師に同行した博多商人・満田彌三右衛門が、現地で習得した織物の技法を1241年の帰国後に、独自の意匠を加えて制作したものが博多織の起源と言われています。江戸時代には黒田長政が幕府への献上品として博多織を用い、その際の柄が後に「献上柄」として、博多織の代表的な柄となります。
1976年に国の伝統的工芸品に指定されています。
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私たちは、クラフトレターで取り扱うすべての商品の製造・販売にかかる費用等の支払い先を公表しています。
具体的には、著作権利用料、デザイン費、プロデュース費、事業運営費、産地応援基金などです。伝統工芸品などのものづくり文化を紡ぐ人々が持続的な活動を行うため、産地還元率という指標を用いて、工芸産地への循環を見える化していきます。
私たちは、工芸ファンの皆様が何にいくら費やされ、どのように自らの消費活動が産地を応援しているのかを知る社会を実現できると信じています。