丹波焼の世界 season9(兵庫陶芸美術館)

2025年11月26日〜2025年12月05日

 日本六古窯の一つに数えられる丹波焼(丹波篠山市など)は、平安時代末期に常滑焼(愛知県)など東海地方の窯業技術を取り入れて誕生しました。

 中世には、壺(つぼ)・甕(かめ)・擂鉢(すりばち)を中心に無釉陶器の生産に終始しますが、江戸時代初頭には窖(あな)窯(がま)から登窯に転換し、ほぼ軌を一にして、器面に塗った土部が赤く発色した赤土部、灰釉や栗皮釉、石黒釉など各種の釉薬を生み出し、それらを縦横に駆使し、器面装飾に多彩な展開をみせました。

さらに江戸時代後期には、白い器面の瀟洒(しょうしゃ)な白丹波とともに、京焼系の意匠・技法を受容した作品などがつくられ、明治時代末期のガラス瓶が普及するまで、徳利が量産されました。昭和時代初期には植木鉢へと生産の主体を移し、戦時中には地雷などの軍用品も生産し、時代の求めに応じて変化しながら、現在まで続いています。

 

開催日時

11月26日(水)~12月5日(金)

10:00〜17:00

 

開催場所

兵庫陶芸美術館 展示棟1階 展示室3

 

内容

本展のみ開催。

 本展では、「田中寛コレクション」(平成30年3月、兵庫県重要有形文化財指定)を中心に、800年を超える歴史を育み、日本六古窯の一つとして日本遺産にも認定された(平成29年4月)丹波焼の名品等をご紹介します。

 

参照元サイト:

https://www.mcart.jp/exhibition/e3705/?utm_source=chatgpt.com

 

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